2022.10.1

八王子東教区

積年の脳腫瘍を発見・大手術成功 視力も回復

御利益へのエレベーターに乗り

 

ありがとうございます

八王子東教区2部山本と申します。入信させていただいて約50年になります。これまでも数えきれないほど主人共々沢山の御利益をいただいてまいりました。又この度、とても大きな御利益をいただき感謝の気持ちでいっぱいでございます。6年くらい前より右目が見えにくくなり、近くの眼科で診ていただきましたが『原因がわからない』と言われ八王子医療センターを紹介していただきました。

 

色々な検査の結果、神経の炎症であることがわかりました。その時の視力は左目は元々弱視の為0.0右目は0.7でした。

一度炎症を起こすと視力は回復しないとのことで経過観察となり、3ヶ月に一度医療センターの眼科で受診をし、3年が過ぎた頃少しづつ見えづらくなっていることに気がつきました。

担当の医師に伝えましたが特に検査に異常はなく、ただ『白内障もあるので』と手術を勧められ昨年の7月に白内障の手術をしました。その時にも信応師、ご信者の皆様に御助行をしていただきまし

た。手術は成功しましたが視力の回復とはいきませんでした。その後も通院、経過観察となり、そして今年の4月に担当医が変わり、いままでの経過を話し、6月にはいままでにも増して見えにくくなっていたので、その医師よりMRIを撮ることを強く勧められ、その結果が出る前より御祈願、御助行をいただきました。

 

結果は『脳に腫瘍がある』と医師より伝えられ、驚きを隠せない状況でした。すぐに眼科の医師から脳神経外科の先生に連絡をして下さり『このままでは失明するかもしれません、手術をすれば視力

が回復する確率は高いです』と伝えられましたが、先が見えない暗い気持ちで途方にくれました。

その時すでに視力は0.1くらいまでになっていました。腫瘍は良性で年に1ミリか2ミリくらいづつ大きくなるもので、気がついた時には2センチくらになっており約20年くらい前からある腫瘍だそうです。

そのまま、すぐに手術をすることをお願いし、その日のうちに手術日がきまりPCR検査もし、3日後の6月27日に入院となり、7月4日に手術となりました。

 

手術当日、朝9時に手術室に入り、思ったより腫瘍が大きく大手術だったそうで、終了予定時間をこえた手術でした。私が麻酔からさめ、気がついた時には集中治療室で、その後朝の5時頃、集中治

療室から一般病棟へもどりました。術後の経過も良く、手術日から12日目の7月17日無事退院となりました。いつの間にか御利益へと続くエレベーターに乗せて頂いたような思いを強く感じました。

この度のことでは家族も心配してくれ、応援してくれました。皆で同じ思いで御信心を頼りに日々すごしています。手術当日も手術が終わるまで沢山のお題目をお唱えしてくれていたことをあとから聞きました。これほど有難いことはありません。徳を積ませていただく思いで御奉公させていただいておりましたが、視力が落ち、視野が欠け、見えにくくなり御奉公不足になり暗い毎日でしたが、現在では視力も回復し良く見えるようになりました。

 

これからは益々健康に気をつけて出来る限りのご奉公をさせていただきたいと思っております。

 

御住職、奥様、御講師方、ご信者方の皆様の力強い御助行のお陰で今日があります。これからも皆様の御指導を宜しくお願い致します。

                         合 掌