日堯上人の思い出

八王子西教区

日堯上人の思い出

 

今から15年ほど前の夏、滋賀県今津の研修センターにおいて、1泊2日の日程で青少年の一座が開催されました。

その際、清流寺の青年会が、夕食の焼きそばを「2,000食」任され、野球場くらいの会場の中で東西に分かれ、当時私が東側で「1,300食」、西側に現御住職である清泊師が「700食」担当し、全身汗だくとなりながら、なんとか夕食に間に合うようにへとへとになって作っていた時、日堯御導師が病気入院加療

から退院なされて、その直後であったにも関わらず、会場へご奉公にお出にられ、まだ体調も万全ではない筈ですのに、奮闘中の私にかき氷を一杯持ってきてくださり

「あついでしょう?頑張ってね。」と声を掛けてくださいました。

あの嬉しさは今も昨日のことのように覚えています。

 

 また別の日には、

海外団参の皆さまを成田空港へお見送り御奉公の際、私はバスの運転としての御奉公でしたが、途中、高速道路のサービスエリアでの休憩時、御導師

を囲んで談笑に花が咲き、御住職とご信者という垣根を越え、男同士のやん

ちゃな会話までしていただいて、御奉公の最前線で見るお顔とは全く違う、素のお茶目で、ユニークな御導師の人柄に触れられたこと。

本当に、ご奉公させていただいてよかったと思いました。

 

 御導師、これまでのご教導、ありがとうございました。

  合掌