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先代ご住職日序上人が八王子に赴任して三年目の昭和廿五年信徒五百人を擁し三級寺院に昇格します。一気に新本堂建立の意欲が盛り上がった、折から西多摩方面でも西多摩にも百名近くのご信者がおりますが、八王子までは遠すぎるので別院を建立させて頂きたい」と懇願の声があがりました。
信徒・中村年江宅で別院建立祈願百日助行が信者一丸となって展開、見事に青梅市師岡に別院が建立されます。これが羽村別院の前身で「要流寺」と寺号を定め同年九月十三日には開導式が五百人の参詣で勤まりました。
翌昭和廿六年七月の日歓上人ご命日に歓尊会が奉修され、現在まで受け継がれています。以後昭和三十八年に現在地のあきる野市草花に移転し、一千坪の土地にバンガローが併設され、青少年の錬成、ボーイスカウト、又一般にも開放され福祉センターとしても利用されました。現在は墓苑が整備され、毎月三祖お逮夜総講と歓尊ご命日総講が奉修され、また年に一度5月に日歓上人お会式が奉修され ています。
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