2023108

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高祖日蓮大士ご降誕八百年慶讃

  本山大法要 団参報告

 

 

ご法門

第四支庁照隆寺

前島日榕上人

 

思へ人 祖師御出世の なかりせば

御題目は 誰が手よりきく

 

大意

お祖師さま・高祖日蓮大士がお出ましにならなかったら、一体どなたの手から真実の大法である上行所伝の御題目のみ教えをいただくことができたのでしょう。

御教歌の御題には「宗祖の御恩をしらしむ」とお示しです。

私たち佛立信者はみ仏の大慈大悲、そしてお祖師さまの深い慈悲をしっかりと受け止めて、大恩にお報いできますように、日々上行所伝の御題目の菩薩行に励むことが大切とお示しの御教歌です。

 

 

去る10月8日、9日の2日間に亘り、高祖ご降誕八百年慶讃大法要が奉修され、東京中央布教区に所属する当山は、8日の第三座に参詣が振り当てられ、第四支庁・横浜照隆寺・権大僧正・前島日榕上人のご唱導をいただきました。

当山からは、総勢80名を超える参詣により、午後1時に本山境内に集合し、記念撮影の後、本山講堂法悦殿に移動。順次昇堂をさせていただきました。

 

10月8日いよいよ本山参詣の日、京都に予定時間に到着出来るかという不安の中、観光バスを利用した9名での一泊旅行、清流寺を朝5時に出発致しました。三連休の中日という事で、渋滞が予想されましたが、高速は極めて順調な流れ、お天気は曇りでしたが足柄SAで富士山の雄大な姿が見られました。お昼のお弁当はバスの中でと考えておりましたが、土山SAでゆっくりと時間を取ることも出来ました。本山には予定時間より30分も早く到着出来、集合写真も無事に撮ることが出来るというお計らいを頂きました。

 

本山のお参詣は荘厳の雰囲気の中、本堂に響き渡る力強いお看経、安藤序典師の得度50年の特別表彰の場にご一緒させて頂けたこと、随喜させて頂きました。参詣後は少しの雨が落ちて来ましたが、直ぐにバスで本山近くにある京都東山ホテルに向かい、ホテルでは朝早くからの移動の疲れを大浴場で癒し、夕食は京料理を堪能致しました。

 

2日目は、朝8時半ホテル出発で伏見妙福寺へ向かいました。松本ご住職の大奥様、長谷川ご住職、由里子奥様、妙福寺ご信者さんの方々、皆様のお出迎えを頂き、本堂でお看経を上げさせて頂きました。2020年に御遷化された松本日延上人へのお焼香もさせて頂き、以前海外の団参でご一緒させて頂いた時のお優しいお姿を思い出しました。その後、開導日扇聖人が御遷化される前にお乗りになったと言われる(十石舟)に乗船、情緒あふれる酒蔵のまち伏見の景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごしました。その後、月桂冠大蔵記念館に立ち寄り伏見のお酒をお土産にと、購入致しました。妙福寺様のお勧め、京懐石料理「吉招庵」の松花堂弁当をバスに乗せ皆様のお見送りを受けて八王子へと帰路につき途中で頂いた松花堂弁当はとても美味しく大感激でした。帰路の高速もとても順調で、渋滞も無く傘の出番もなくほぼ予定通りの時間に帰山できました。皆で元気にお参詣出来た事は本当にご法様からのお計らいを頂いたと大変有難く感謝致します。

 

ありがとうございました。

 

 

随喜状を拝受する安藤序典師

大本山 宥清寺本堂(うしろに祖師ご画像)を背景に

当山からの参詣者

当山からの参詣者